あいまいメモリー

曖昧な記憶を曖昧に記録しておくブログ

もしかしてふつうじゃない

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5年生くらいから、自我が芽生えたというか、外と自分を比べるようになってきたというか、そういうお年頃でした。

 

仲良かった友達が休みとかそんな感じで、教室ぶらぶらしてて目についたとかそんなきっかけだった記憶。

当時はまだ漫画とか自分で買ったことがなく、

新聞の4コマとか、父親が買ってたドラゴンボールとかファミコン雑誌の漫画ページとかそれくらいしか知識(?)がなくて。

ノートに描かれてた漫画が「すごいなんだこれ!!?」ってとっても衝撃だったと同時に、自分のらくがきが人から見たらイラストだったり、らくがきなんて「みんな描ける」と思っていたけどそうじゃなかったことを知った衝撃とで…

 

ふつうって何だろう?!

 

って思い始めたそんな思い出話。

 

 

ふつうじゃなかった出来事

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まだ色同士を混ぜて新しい色を作るとかそういうことはできなかった当時。

とにかく「真っ赤だった」「きれいだった」という記憶のみで描き上げた作品。

 

「そんな色の空は良くありません。どこか気持ちが落ち着かないの?嫌なことがあるの?!」とか聞かれた記憶

そんなんじゃないし、ただ楽しかったりきれいだったりしたことが描きたかっただけなのに。

 

自分の描きたいように描くと「普通じゃない」という評価をもらうと学習した2年生。

その後からは先生が気に入りそうな、教科書の見本を少し改造したような無難なものを作ったり描いたりするようになっていきました。

評価はBからAになってしまったのでとても納得いかなかったです

 

 

良い子からあんまり良くない大人へ

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相手にとって(都合の)良い子でいるのはとても楽だし、滅多なことでは怒られないから

ずっとそれを「ふつう」の子と思って過ごしてきた。

怒られない子=良い子=ふつうの子

 

で、その考え方はあまり変わらなかったりちょっと変わったりで。

 

怒られないこと=ふつうの事ではないけど、できれば怒られたくはない。

それなら相手の都合や気分に合わせていればいいや

となるのだけど、

じゃあ、自分の考えなんていらないじゃん?=自分はいなくていいんじゃない?

ってスパイラルに陥ったりするときもあったりで。あんまり良くない。

 

怒られてもいいから、自分のやりたいことをやりたいようにやってみよう

そう思い続けられる気持ちが欲しい。

 

ふつうになれなかった悩み

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学年が上がるごとに、男子は身長を気にしだしたり、

女子は体重や胸囲を気にしだしたり。

周りの友達は「ふつう」の範囲にいるのに気にしていた。

 

その範囲にすら入れなくて、ずっとずっと気にしていたこと。

今思うと、全然大したことじゃないんだけど、

子供にとっての悩みってこういうものなのかもなって、そう思った。