もしかしてふつうじゃない
5年生くらいから、自我が芽生えたというか、外と自分を比べるようになってきたというか、そういうお年頃でした。
仲良かった友達が休みとかそんな感じで、教室ぶらぶらしてて目についたとかそんなきっかけだった記憶。
当時はまだ漫画とか自分で買ったことがなく、
新聞の4コマとか、父親が買ってたドラゴンボールとかファミコン雑誌の漫画ページとかそれくらいしか知識(?)がなくて。
ノートに描かれてた漫画が「すごいなんだこれ!!?」ってとっても衝撃だったと同時に、自分のらくがきが人から見たらイラストだったり、らくがきなんて「みんな描ける」と思っていたけどそうじゃなかったことを知った衝撃とで…
ふつうって何だろう?!
って思い始めたそんな思い出話。
良い子からあんまり良くない大人へ
相手にとって(都合の)良い子でいるのはとても楽だし、滅多なことでは怒られないから
ずっとそれを「ふつう」の子と思って過ごしてきた。
怒られない子=良い子=ふつうの子
で、その考え方はあまり変わらなかったりちょっと変わったりで。
怒られないこと=ふつうの事ではないけど、できれば怒られたくはない。
それなら相手の都合や気分に合わせていればいいや
となるのだけど、
じゃあ、自分の考えなんていらないじゃん?=自分はいなくていいんじゃない?
ってスパイラルに陥ったりするときもあったりで。あんまり良くない。
怒られてもいいから、自分のやりたいことをやりたいようにやってみよう
そう思い続けられる気持ちが欲しい。
ふつうになれなかった悩み
学年が上がるごとに、男子は身長を気にしだしたり、
女子は体重や胸囲を気にしだしたり。
周りの友達は「ふつう」の範囲にいるのに気にしていた。
その範囲にすら入れなくて、ずっとずっと気にしていたこと。
今思うと、全然大したことじゃないんだけど、
子供にとっての悩みってこういうものなのかもなって、そう思った。